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Takeshi Kitano

2010年12月15日
日本ブーム??」でもご紹介しましたが、今ルガーノでは日本の催し物がちょこちょこと行われております。
既に荒木経惟氏の展示会についてはご報告しましたが、今回は映画ネタ。

日本の映画いくつか紹介されていて、昨日は今や世界の北野(ですよね?!)ことビートたけし(北野武って言うべきかな・・)さんのこれ↓
HANA-BI [DVD]
が上映されてました。

映画館自体は凄く小さいところで、時間ギリに行って見れるんかいな??と懸念しておりました。
だってこの作品って第54回ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞受賞作品だし、スイスではどうか知りませんが、イタリアやフランスでのKITANO人気って言ったら凄いでしょ?!なので

G:映画8時からやからそれまでに(仕事から)帰って来てな!
※映画は8時半からです。

と伝えておきました。
案の定8時10分前に帰ってきました、相方(苦笑)。
※映画館まで徒歩15分です。

そんな心配もなく(苦笑)、来館者は約25名(だそうです。相方情報。いつ数えてん!って話やけど)。それも

G:あの一番前に座ってるマダムは大丈夫なんかいな!
相:人の心配はせんでええから(+_+☆\(-_-)
G:だってそこそこのバイオレンスやろ、たけしの映画って!
  わかってて来てんのかなぁ??
相:さあ・・でもそれはマダムの問題やからっ(+_+☆\(-_-)

たけし映画にしてはソフト・バイオレンスって感じかなぁ・・
※感想はつづきに書きます。

相方はところどころ一人ウケてたけど(^_^;)、他の人たちはシ~ンとしてました・・
スイスで映画観たのは二人とも初めてだったけど、ブリュッセル時代はもうちょっと反応あり系だったんやけど・・鼻をかんだり、咳をしたり以外は本当にシ~ンとしてました(相方以外)。

たけしの映画は最近ルカっちの家でDVDを観たところやったんで、この1週間のうちに2本。
ルカっちの家で観たのはこちら↓
アウトレイジ [DVD]
※こちらも感想はつづきに書きます。

それに比べるとまだ夫婦愛というか、ほのかな温かさがある作品だったんじゃないかなって思います。

それにしてもたけしの映画って日本ではさほど人気があるように思えないけど、本当にヨーロッパ、特にイタリア、フランスでは根強いファンがいますよねぇ。ルカっちも相方もそうやけど・・
私の中ではまだまだコメディアンとしての彼のイメージが強いんだけど・・

と、全く関係ないですけど、街中でこんなん↓見つけました。
L1012110.jpg
↓左側拡大
L1012111.jpg
荒木氏の展示会の場所への標識!
こんなん気付かんかったわ。

↓右側拡大
L1012112.jpg
荒木氏の展示会とは別に春画の展示会も別の美術館でやっててそれの広告。
チェントロにありました。

最近LuganoのCoopにも寿司が登場してたりと、やはり日本ブームなのかしら・・
だったらスーパーで味噌を売ってくれ・・

「HANA-BI」のあらすじ&感想。

あらすじは刑事の西(たけし)の妻(岸本加世子)は不治の病(結局何の病気かは??)で入院中。パートナーの堀部(大杉漣)がたまには見舞いに行ってくれば?!と提案し、一人で犯人を張り込むことに。妻を見舞っている西に堀部が犯人に打たれたと知らせが入る。堀部は一命は取り留めたものの、下半身不随となり、退院後には妻から離縁を申し出られることになる。

堀部に発砲した犯人はその後、西らに捕えられるものの、その最中に西の部下、田中が殉職。捕獲中に西は犯人に発砲。その後西は警察を辞める。

警察を辞めてからも、妻の入院費、田中の妻への仕送りなどお金がかさむ西。
ついには銀行強盗をし、自宅療養中の妻と旅に出ることに。そこで・・
※あんまり最後まで書くと(^_^;)

感想はと言うと・・
西は本当に奥さんのことを愛していたし、奥さんも西のことを愛していたし、一番の理解者だったのではないかと思いました。またこれは考え過ぎなのかもしれないけど、タイトルには2つの意味があるのか??と思ったりもしました。1つは花火。これは劇中にも西と奥さんが花火をするところがあるんですけど、普段は無表情な奥さんが笑うシーンでもあります。
もう1つは花の美?これは不確かで勝手に思っただけなんですけど、下半身不随になった堀部は絵を描き始めることになり、たいていは花と動物の組み合わせなんです。ところどころ花が出てくるシーンもあって花という意味もあるのかな・・と思ったり。だから「HANABI」じゃなくって「HANA-BI」なのかなって・・

この映画を観て、本当の愛、そして本当に人を愛するということはどういうことなのだろう?!と思いました。
たけしの映画はバイオレンス系なんですけど、それ以外にもメッセージ性があると思うんです。それが今回は愛なのかしら??と思っています。

この映画の最後にたけしの実の娘さんが出てるんですね。知りませんでした。


全く関係ないけど、この映画をきっかけに相方は渡辺哲さんのファンになりました。どうもツボったみたい・・
これまた余談ですけど、渡辺哲さんってブログしてはるんですね(こちら)。ちょこちょこ見てみよ~^m^


「アウトレイジ」のあらすじ&感想。

あらすじは一言で言うと暴力団の抗争・・キャッチコピーの「全員悪人」の通り、それぞれの思惑、野心が交錯しいい人はいないです(苦笑)。

関東の暴力団の山王会本家は、傘下の池元組が村瀬組(組長は石橋蓮司)と兄弟盃を交わして親密になっていることを快く思っていなかった。そこで本家はこの2つの組を仲違いさせようと企てる。本家の組長は直接に手を下さず、若頭の加藤(三浦友和!)に池元に対して村瀬を締めろと命令をさせる。

しかし命令を受けた池元は村瀬と兄弟分であるために直接手を出すことを拒み、配下の大友組(組長はたけし)に命令して村瀬組を締めさせる。この件がきっかけで大友組VS村瀬組→大友組VS池本組の闘争が勃発し、やがては本家をも巻き込む壮絶な権力闘争へと発展。

とにかくこちらはザ・バイオレンス!って感じです(^_^;)
たけしの映画はなんだかんだ言って6本観てるのかな?!
※他はこちら↓
3-4x10月 [DVD] Dolls[ドールズ] [DVD]
BROTHER [DVD] 座頭市 <北野武監督作品> [DVD]

その中でも一番強烈やったかも(^_^;)
『どうやって人を殺そうかというプロセスを先に考え出し、それに対しストーリーを後付けした』って言うだけのことはあると思います。

しかしあの二枚目スター(って死語?!)の三浦友和さんまでもが悪役とは!!ちょっとびっくりです(◎o◎)
今回はいつもの大杉さんや寺島さんは出てなくって椎名桔平さん(結構ファンかも)とか小日向文世さんとか、私の中ではたけし映画にあまり結びつかない系の人が出てました。ほんとビックリ!

感想はキャストにビックリしか言いようがないというか、Pureバイオレンス、以上って感じかな・・

ちなみに撮影場所は所さんの別荘らしい・・
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コメント
No title
私はたけしのに限らずバイオレンス物って好きじゃないのであまり見ないんだけど、HANA-BIとDolls、座頭市は見ました。HANA-BIは花火してるときの奥さんの笑顔が印象的でしたね。恥ずかしながら花と動物の絵の部分って覚えてないんだけど、Giannaさんがおっしゃる通り、だからHANA-BIなんだと思う!

ヨーロッパだとバイオレンス映画としての評価が高いですよね。私は正直どこがウケてるのか分かりませんが、たけしの映画って色の出し方が凄く特徴的で、それは凄く美しいなって思います。あと物の見方がやっぱり変わってて、普通の人が隠したい部分をさらっと表に出してる気がする。アウトレイジは見てないのですが、三浦友和の悪役はいいですよー!最近テレビドラマで悪役(といっても最初はわからないケースが多いけど)を演じることが多くて、いい役者さんです。友和さんが出てるなら、それだけで見たくなってきたわ♪
バイオレンスものが嫌いなら・・
ちょっと「アウトレイジ」はキツイかもです(^_^;)ただの殺し合い映画?ってぐらいに殺しや拷問って言うかのシーンがほとんどなんで・・

そう言えば違った意味でですが友和さんって香取慎吾君の「薔薇のない花屋」(やったっけなぁ・・)でもちょっと悪役でしたよね、最初の方。それを見た時もすごく意外だったんですけど・・

たけしの撮るバイオレンスはバイオレンスなんですけど、キレがいいと言うか何と言うか・・一発決めが多いんですよね・・実際に近いというか。今までって立ち回りがあったり、追跡があったりとかの末に・・ってパターンが多かったように思うんです。でも現実では結構一発で決めないとやられるってパターンの方が多いと思うんですよ。それに近いと言うか・・
あと、ちょっとくすっ!と笑える間抜けさがちょこちょこ含まれてるので、救いがあると言うか・・

そしておっしゃる通り、色使い、アングル使いが綺麗というか独特ですよね!そのあたりもヨーロッパで評価されている要素なのかもしれませんね・・ただこの「アウトレイジ」はブーイングが起こったんじゃなかったでしたっけ??まぁ女の人のファンは少ないと思います。
私も特にファンって訳ではないけど、結構つきあいで観ちゃってますけど(6 ̄  ̄)ポリポリ

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