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ブリュッセルでの映画覚書~賞が絡んだ映画編~

2007年03月29日
コメディー編に続いてちょっとシリアス編・・

B000K7UGMAThe Painted Veil [Original Motion Picture Soundtrack]
まだDVD出てないからサントラ画像
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B000KG4BO0Notes on a Scandal [Original Motion Picture Soundtrack]
こちらもサントラ画像
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10Canoes.jpg Ten Canoes
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感想はといいますと・・

20050221195338.gif ←名演に一票を..
まず最初の『The Painted Veil』・・
このお話はこの本↓がベースとなっております。
1400034213The Painted Veil (Vintage International)
W. Somerset Maugham
Vintage Books 2004-02

by G-Tools

Edward Norton扮するウォルター・フランは生真面目なイギリスの細菌学者。そんなウォルターはある晩パーティで上流階級の娘、Naomi Watts扮するキティーを見かけ一目ぼれ。
中国行きが決まっていたウォルターはキティーに結婚を申し込む。キティーは最初全くその気はなかったのですが、当時(かなり昔の設定?!)結婚適齢期を迎えている娘(キティー)を体裁のために何とか嫁にだそうとする母親に反発し、結婚、中国同行を決意。
動機が動機なだけに結婚生活はうまくいかず・・
キティーはチャーリー・タンゼントと不倫の仲に・・
それを知ったウォルターはコレラが横行する中国の小さな村への赴任を承諾。キティーを連れその村の病院でコレラと戦うこととなる。それを阻止するために離婚を申し出るキティー。不倫相手のチャーリーへ(チャーリーにも妻ありのW不倫でございます)今の奥さんとの離婚、そして自分(キティー)との結婚を迫る。しかしチャーリーにとってキティーとの仲は不倫以外の何ものでもなく、妻との離婚、何より妻に自分が不倫をしていることすら告げる気はさらさらない。それを悟ったキティーはウォルターとともに小さな村へ。
最初は反発しあう二人。そんな中、キティーは次第に自分の夫(ウォルター)がいかに自分を愛してくれていたのかを悟り、心の成長を遂げていく。そして二人は本物の愛を見つけ出す。
そしてキティーの妊娠が発覚。喜ぶウォルター。戸惑うキティー・・キティーにはその子の父親がウォルターなのかチャーリーなのかがわからない。そんな中ウォルターに恐れていた事態が。コレラ感染・・不幸にもウォルターはコレラ感染にて死亡してしまい、キティーはイギリスへ帰国することとなる。
歳月が流れ街には男の子を連れたキティーがお買い物。ぱったりと街でチャーリーと出会う。キティーを誘うチャーリーをぴしゃりとはねつけ、子供(←名前はウォルター)と立ち去るキティー。本当の愛を知ったキティーにはチャーリー等もはや必要ではなくなっていた・・で終わり。

教訓:甘い誘いには乗るな!
じゃないか・・もとい
教訓:本当の愛は岩をも砕く!
かな?!

そして2つ目の『Notes on a Scandal』・・
こちらもこの本↓がベースとなっております。
0141012250Notes on a Scandal
Zoe Heller
Penguin Books Ltd 2004-03-04

by G-Tools

まず一言・・

Judi Denchってば


こっえぇぇ~(◎o◎;)

まぁそう感じるのは彼女の演技がうますぎるからでして、本当にそんな人なんかと錯覚してしまったんは私だけ?!!
もとい、ストーリですが・・

Judi Dench扮するバーバラはイギリスのとある高校で同僚の先生からも生徒からも煙たがられている教師。そんな彼女の唯一の友達(?)はペットのねこと毎日欠かさずにつけている日記帳。そんなバーバラが勤める高校に新任の美術の先生として、こちらも名女優Cate Blanchett扮するシーバが赴任してきました。そんなシーバはバーバラと打って変わって同僚の先生達ともすぐに仲良くなりすっかり人気者。誰にもわけ隔てなく接するシーバはバーバラとも交友を深めていく・・
そんなシーバには大学時代の教授と結婚(年の差カップル)、反抗期の長女とダウン症の長男を持つ主婦でもある。
家庭で息を詰まられていたシーバが外に出たいと思い手にした教師の職。しかしその学校の生徒と不倫(←お決まりか?!)・・それを目撃したバーバラ。
密かにシーバに好意を頂いていたバーバラをそれを公に公表するかわりにシーバをつなぎとめる切り札として胸の内にしまう。すっかりバーバラを味方だと信じきっているシーバ。
そんな折、大事にしていたバーバラのねこが寿命を迎える。誰かに一緒にいて欲しいバーバラは即、シーバの家へ。
しかし生憎その日はシーバの息子の初の学芸会。シーバ家族は車に乗り込み、さぁ出発という所にバーバラが。
シーバに動物病院で一緒にねこの臨終を見守ることをせがむバーバラ。家族行事で今は行けないと断るシーバ。自分の思い通りに事が運ばなかったバーバラはシーバに好意を寄せる同僚の先生を使ってシーバの不倫をぶちまける。
噂はあっという間に広がり、マスコミをも巻き込むことに。
全ては崩壊の道へと向かうのですが、そんな中、またしても愛は強し!
この事件(不倫事件)を境に会話が途絶えていた夫との溝が深まり、夫とともに裁判で戦うシーバ。

実はバーバラはシーバが赴任する以前にもストーカーじみた友情(?)が元で女性教師と問題を起こしていた。
自分が「この子!」と決めた女性に異常な親密度を示し、同様の親密度を求めるバーバラ。そして前任の女性教師の弁護士から今後一切彼女の付近をうろつくなという警告を受けていた。そのことを元にバーバラに早期退職を促す高校の校長。それを不本意ながら受けるバーバラ。
シーバの裁判が続く中、退職したバーバラは丘の上のベンチで新聞を読んでいたアナベルを見かける。
シーバ無き今、バーバラのターゲットはアナベルへと・・

ってまじ怖いんですよ、バーバラ!!

教訓:異常に親しい人には気をつけろ!

そして3つ目の『Ten Canoes』・・
これは未だ持って好きか嫌いか、よかったのかよくなかったのか決めかねている映画でございます。
何とも単純なような、複雑なような・・
例えるなら『星の王子様』。あれって単純に取ろうと思えば単純な話やし、裏に教訓が隠されてるって言えばそうやし・・何だかそういう感じにとれました。
舞台はオーストラリア。アボリジニ族の昔話。
ある種族の酋長(って言うの??)には3人の奥さんがいた。
その中の一番若い奥さんに恋焦がれていた彼の一番下の弟。ある日男たちは別の種族の男と遭遇する。その場は何のいさかいもなく分かれたが、酋長は悪い予感が・・
別の日に男たちがかりに出て、女たちが川に行った際に2番目の妻が失踪。別の種族と出くわした時に悪い予感を覚えた酋長は別種族が彼女を誘拐したという念にかりたてられる。
そんな中、その種族の別の男を殺害してしまう酋長。そしてそれが発覚。部族抗争を避けるために『復讐の儀式』が始まる。その儀式にて最終的には酋長は命を落とす。一方誘拐されたと思われていた2番目の妻が酋長の死後、村に戻ってくる。
(アボリジニ言語部分は仏・蘭字幕なんで定かではないですが・・)2番目の妻は誘拐ではなく川に流された(んだと思う)のでした。それも遠くまで流されてしまったので歩いて帰ってくるのに日数を要してしまった・・
酋長亡き後、彼の3人の妻たちは一番下の弟が引継ぎことに。
晴れて大好きな3番目の妻と一緒になれたと思った一番下の弟ですが、妻になったのは3番目だけではなく、1番目も2番目なわkで、全員を平等に愛さなければ・・
と、あまりうまく説明できませんでしたが、昔話は単純なようで何か韻を踏んでいるようで・・あっさりとただの昔話と取れない私はひねくれ者なのかしら?!?!
私がちっと思ったのは「悪い予感に取り付かれた時に悪いことが起こる・・」かな・・

教訓:マインドコントロールには気をつけろ!

って映画館通いとか言いながら結局映画館で見たんはBabelを入れて6本だけやったんかなぁ・・何か忘れ去ってる映画があったかなぁ・・まぁそれはまた思い出した時にでも♪
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コメント
なんだかどれも重そうな映画みたい…(^^;)
特にジュディ・ディンチのNotes on a Scandalってコワイ。
前にも親しくなった女性と同じ服を着たり、同じ小物を買って身に着ける女性ストーカーの映画がありましたけど、それは若い女性。これは年配の女性だけに一度執着したら離れないっていう怖さがありますね~。ジュディ・ディンチってシェークスピアの映画でエリザベス女王やった人でしたっけ?この時も貫禄あったし、こういう役やらせると上手いよね。

教訓笑える~!
私ならThe Painted Veilの教訓に、
「不倫相手の言葉を信用するな」も付け加えるかも(笑)。
大体男の浮気と女の浮気は温度に差があるような気がする。
好きになっちゃったもんは仕方ないから否定するつもりはないけど、割り切って不倫しないと女の方が辛いケースが多いよね。
でもこの映画って最後は女がバシっと男を振る?
これが気持ちいいかも~♪

アボリジニの話、ふと出てきた疑惑に取り付かれると自分の首を絞める見本みたいなお話ですね。本当にこの民族の伝承なのかしら?昔話って大抵教訓を隠してるから、Giannaさんの教訓で合ってると思います。

ジュディ・ディンチのは怖くて夢に見そうだけど、The Painted Veilは見てみたいな♪面白そうな映画紹介、ありがとう!
中国の風景見てるだけでも・・
素敵でしたよ、The Painted Veilは。
これもNote on a Scandalも最終的には自分のご主人のもとに強い愛情で戻る・・って映画だったんですよねぇ。だったら最初っから浮気をするなよ・・って思うのですが、人生、色々迷わないとたどり着くところにたどり着けないものなのでしょうか?!?!
どれも重い映画ですけど一見の価値ありって感じです。まぁどれも賞とったり、ノミネートされたりの映画ですからねぇ。
チャンスがあれば是非是非見てみてください☆
The Painted Veilのラストシーンが良い
初めましてアメリカ中西部からです。Edward NortonはIllusionistから好きです。おっしゃるように目が凄い。
細菌学者として中国のコレラ対策で飲料水の改善、死体を川から離した所に埋葬させるという点も公衆衛生上なるほどと思う場面がありました。
それから夫婦愛ですね。最後Londonでのシーンが格好いいですね。未練たらたらの男にスパっとサヨナラ言える女の強さを感じました。
初めまして!!
先ほど少しTaichanさんのサイトへもお邪魔させて頂きました。なななんとお医者様でいらっしゃるのですね!!!凄い!!!!!
Edward Nortonいいですよねぇ~!!演技派の俳優さんが演じる映画は引き込まれ度が高い!Illusionistはベルギーで見損ない、今こっちで上映中なんですけどなかなか行く時間が作れなくって・・行きたいなぁ~とは思ってるのですが、私の余暇が先か上映期間終了が先か・・
The Painted Veilのラストほんとよかったですよねぇ!!Kittyの成長&凛とした姿が見れてほれぼれしました。女って結構こう!って腹くくると潔い生き物なんですよっ♪
これからもよろしくお願いしま~す m(_ _)m

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