Juuuust chillin' out!! 家族主義

家族主義

書こうかな、どうしよっかなぁ~って迷ってたけど1週間近くになってもまだ消化しきれてないから書きます。
※私個人の意見なので気に入らなければ読み捨ててくださるか、読んで下さらなくても結構です。

先週の火曜日に朝日新聞の記事の中に『1000ユーロ世代  イタリア若者苦境』ってのがありました。かいつまんで言うと今のイタリアの高学歴を所有する若者でも月に1000ユーロ(約15万円)程しか稼ぐチャンスがなく、2/3はそれに甘んじ、残りはイタリア外のヨーロッパにて職についている・・ということでした。

まずこの話の元になっているのがネット(やったかな?!)で配信された『Generazione 1000 euro(1000ユーロ世代)』っていう本らしい。詳細は載ってなかったし、私も読んでないから何とも言えんけど、どうやら作者自身も高学歴所有のイタリア人の若者らしい。

確かにこれに関してはかなり前から相方からイタリアの事情について色々と聞かされていた。更にうちの相方自身も1/3組に入る。相方の回りの伊人の友達もベルギー、スイス、ドイツ等で働いている子たちが結構いる。

この記事を読んでいて一番「はぁ~?!?!」って思ったのは解説を書いていた某大学の教授の一言。まずそれを言う前に記事のあらましをご説明せんと私こそ「はぁ~?!」になっちゃうからちょっとご説明。

記事にはジニ係数(ご興味のある方は続きをどうぞ。)をあげて所得上層部と下層部との格差を示していた。更には年代別の格差に対する不満をパーセンテージ表示した表もあった。
そんな中某教授は「日本とイタリアは似ており、いづれも主要国の中で所得格差が大きい部類に属する。」とまず述べている。確かに今の日本は格差社会になってきている&イタリアにも貧富の差があるのは重々承知しているからまぁ納得はした。


しかし!!

次の言葉にちょっとカチンときた。

格差が若者の年代(ここでは20代から40代になっていたと思う)に顕著なことに対して

「日本やイタリアに根強い家族主義が原因だ」と指摘。

これにははぁ~?!って思った。

確かに日本(←こっちはちょっと微妙になりつつあるかもしれんけど・・)とイタリアの家族愛は強い。子供が困っていれば親として面倒を見てあげようと思うだろう。
それによって独立が遅れる傾向にあるのかもしれない。
しかしそれは両国におけるマンションを借りる困難さも関与してるのではないかと私は思う。
関西の事情を言わせてもらうと、まずマンションを借りる時に1ヶ月の家賃の他に、礼金・敷金と家賃の4~5倍ものお金がいる。
月々の家賃を支払う能力があったとしても、まずここでつまづく人もおると思う。
ただでさえ引っ越し代とか何やらで物入りなのに、若い子らにこの礼金・敷金は結構な負担じゃない?!
海外で自分で家賃を払ったことがあるんはカナダだけだからその例を言わせてもらうと、カナダ(私がいた当時。今はわからない・・)ではマンションを借りるのに要する費用は2ヶ月分の家賃。
1ヶ月はその月、もう1ヶ月はディポジットとして預かり金みたいなもの。
この時点でどっちの方がマンション借りやすいか一目瞭然じゃないですか?!

更に物価の高さ。
ユーロになってからイタリアの物価は高い!
日本ってば食料品にまで税金がかかる!!

更に更に言わせてもらうと、確かにフランスやドイツと比較して日本やイタリアの数字は芳しくはなかったけど、アメリカと比較すればアメリカより悪くはなかった。
某教授に伺いますが、アメリカって教授がおっしゃるところの家族主義ですか???
勿論アメリカにはアメリカなりの家族との関わり方があるだろうし、家族愛はあると思う。
けど基本的には自分とパートナーの結びつきの方が対親との結びつきよりも強い気がする。
だから日本やイタリアのように結婚するまで家族と一緒に暮らすってのはアメリカではあまりないと思うけど。

日本やイタリアの親は子供を甘やかしてるのは事実かもしれんけど、それを単純に所得格差の要因とするのにはちょっと納得がいかんかったな・・
まぁ私個人の意見やから聞き流してくれはったらええけど・・

20050221195338.gif ←私にあなたの温かい一票を...
ジニ係数(Gini coefficient)
イタリアの統計学者ジニ教授によって編み出された、社会における所得分配の不平等さを測る指標。OECDが発表しています。
この指標は0に近い程不平等は低く、1に近い程高いという数字です。

コメント

私もこの記事読みました

私も朝日の記事読んで?と思いました。
確かに両国とも家族中心の考え方はするけど、所得格差と結びつけるのは違うと思いますね~。
日本のいわゆる「パラサイト」と呼ばれる人たちは、自立できる状況にありながら実家なら家事をやらなくて済むと考えてる人達のことを言ってる事が多いんですよね。実家から東京へ通うのが不可能だった私には、東京に自宅があって、そこから通える人がうらやましかったし、もし自分がそうなら家からでなかっただろうなと思います。
Giannaさんがおっしゃるように日本で家を借りるには初期投資費用がかかりすぎ。家賃の半年分はいるもんね…。東京は特に自宅がある人と賃貸で暮らしてる人の実質生活費は格差があると思います。大阪も大都市だからそうかな?
イタリアではユーロになってから物価は上がったけど給与は通常の変換比率だったみたいだから、暮らしにくくなったでしょうね。イタリアの場合の所得格差は、所得以外の収入があるかないかってのも大きいのでは?

やはり?!!

やはりtoscaさんもこの記事を読んでらっしゃいましたか?!!
日本の場合、派遣社員やアルバイトといった、言葉は悪いですが使い捨てがしやすい形態の雇用は増加していますが、安定した正社員雇用という面ではあまり増加していないのではないのでは??と思います。そんな中、家族に頼らなければ不安だと思う若者もいると思います。反面、そんな状況を悲観視または隠れ蓑として労働をしないというケースも増えてきていると思います。
高給取りだが全く仕事をしない役職者が数人いるせいで新入社員を入れる予算がない・・という状況もうちの部署だけではないのではないでしょうか?!?!そういう類いが若者の雇用の妨げにもなってるんですよねぇ(-_-)
家族主義うんぬんっていうよりは社会のあり方だって思います。
変なところだけアメリカナイズしても中身が伴っていない会社が非常に多いような気が・・アメリカはまだ有能であればヘッドハンティングや転職で昇給するチャンスを掴むという事が日本よりは容易にできるけれど、日本はどうでしょうか?!?!
以前お勤めしていた会社(アメリカ系)では同業種間との引き抜きや転職が何件かありました。最初はちやほやされるけれど、結局は転職→裏切り者→注意しろ!って感じでその人の持っている状況を摂取した後は肩身の狭い思いをしているようです(全員が全員そうじゃないけど・・)。日本の会社内ではやっぱりまだまだヘッドハンティングや転職は難しいと思います。しかし上は詰まっているから昇進は困難・・だから中間層の所得は限界があるんですよねぇ(-.-;)

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