※『
加湿器を探して・・・』の続きです。
そもそもヨーロッパに戻ってきてすぐの週末に・・・
相:日本の映画やってる~~~!
観に行こう



G:珍しいね。
何って言う映画??
相:“
Le ricette della signora Toku”。
G:・・・
なんじゃ、そりゃ?!
よくよく調べてみると、河瀨直美監督の『
あん』という映画でした。
G:行ってみよ~~~!
って、どこでやってるん?
コモやんんなぁ?!!
相:ミラノ~~~!
って、普段、買い物にミラノへ。。。とかすぐ却下なのに、これはいいのか(笑)?!!
かくしてミラノに行く予定をしていた我々。
そのために、まずヴァレーゼで加湿器を探した後、ミラノでも見てみようってことになっていたのです。

↑ひとまずチケットを購入
ちなみにイタリアで上映される映画はほぼ吹き替え版。
こちらも例外にもれず、吹き替え版でした。
チケットを買ったのち、少し時間があったので、近所で・・・

↑↓アペリティーヴォ

やっぱ都会!
ふらっと行って、ふらっとどこかで一杯飲めるところが即見つかる。
ミラノに住むのが憧れだったりする。
もとい。。。
そそくさとアペリティーヴォを済ませ、映画館へ戻る。
ストーリーは公式サイトで見ていただくとして(
こちら)、わかってはいたけどやっぱ・・・
樹木希林が流暢なイタリア語!そう、吹き替えなので、声も違えば発する言語も違うのに、やや違和感。
しかしそれもつかの間でストーリーに引き込まれていく。
が。。。
隣で爆笑してる人がいる!ええ、もちろん相方です。
シリアスなお話なんだけど、ちょっと彼のツボになる気が抜けるポイントとかもあって、即、爆笑!
毎回思うが、彼ほど映画代の元を取ってる人はいないんじゃないだろうか・・・
そんなに満喫している風だった相方だが、映画が終わると・・・
相:ちょっとヘビーな題材だけに、好きとは言い切れんなぁ・・・
いやいや、誰よりもエンジョイしていたように思えましたけど(笑)。
私の感想はと言うと、やはりちょっとヘビーでズシンと来ることにやや耐えかねた。
きちんと下調べせずに行ったのも悪かったけど、その日はそれを受けとめるほど元気な状態ではなかったなと思った。
誤解、差別、孤独と本当に色々と考えさせられた。