Juuuust chillin' out!! 3月に読んだ本(2013年)

3月に読んだ本(2013年)

やっぱお天気崩れて雨が降ってきました
どうもこの先晴れたり雨が降ったりを繰り返しそう。
でも一雨ごとに暖かくなってくんだろうなぁ・・・
どうか去年のようにいきなり「初夏か?!」って言う暑さにはなりませんように。。。
なんかここって春・秋が超~~~~~短い気がするんだけど(苦笑)。

さてさて、あまり読めていませんが先月読んだ本はこちら↓
Io E TE リアルワールド (集英社文庫(日本)) LAST (ラスト) (講談社文庫)

日本語の本はgioiaさんから譲っていただいたもの。
本当にありがと~~~~

あらすじと感想は続きに書きま~す。


まずは『Io e te』。
Niccolo Ammanitiの本です。
ちなみにNiccolo Ammanitiの作品を読むのはIo non ho paura↓に次いでこれが2作品目。
Io non ho paura

この本って日本語版もあるんですね。
孤独な天使たち

そして映画にもなってるみたい!


あらすじは、内向的なティーンエイジャーのロレンツォは家族以外の人間とはあまりなじめない。むしろ家族以外の人間を嫌っている。そんな彼は学校でも友達がいない。
ある日クラスの仲良しグループたちが山に1週間のスキー旅行に行くことを計画。
彼らとは友達ではないロレンツォはもちろん誘われることもなく。。。
しかし家に帰ったロレンツォは母親にその子たちとスキー旅行に誘われたと嘘をつく。
友達がいなく、周囲になじめないと嘆いていた母親はこのことに涙を流して大喜びする。
そうなると嘘だったと言い出せなくなってしまったロレンツォ。
家にもおれず、旅行にも行けずのロレンツォは自宅マンションの地下室で1週間過ごすことを企てる。
ロレンツォの計画通り、順調に始まった地下室での生活。
しかしある日異母姉のオリビアが舞い込んでくるはめに。
10歳上のオリビアとはずいぶん会っていないがその時の記憶ではとても美人でスタイルがいい女の人だった。しかし目の前に現れたオリビアは昔の面影もなくやせ細って生気がない。ひょんなことからオリビアとの地下室での生活が始まるのだが・・・

私が本を読む時の癖は最後を想像しながら読み進める。『Io non ho paura』を読んだ時もそうだったけど、この本も最後は私の意に反してちょっと衝撃的というか悲しい結末となります。相方が起きてくるまでの間に本を読む習慣がついてきてるんですけど、朝からちょっと涙してしまいました(苦笑)。
『Io non ho paura』の映画は観てないんですけど(こちらも衝撃的だったので映画を観れんかった)、本を読み、映画を観た友人が「映画は本とエンディングが違うから安心して観れるよ!」って教えてくれた。この本の映画もそうであって欲しいです。

途中、ロレンツォが作ったお話を入院中のおばあさんに聞かせるところがあるんですけど、そこは正直笑いました。

いや~ちょっとヘビーだったわ・・・


お次は『椿姫』。
恐らくこちらは超~有名であらすじを説明するまでもないと思いますので割愛させていただきます。

まず凄~~~く勘違いしてたのが、作者のこと。漠然と“デュマ”って覚えてたから『三銃士』、『王妃マルゴ』とかを書いたデュマと思いきや、息子の方だったんですね。ずっと間違ってた(恥~!)・・・

感想は・・・ちょっと微妙かなぁ。。。
訳がかなり昔(1950年)だってこともあってか、何かこ~心に入ってこんかったというか。。。何度も舞台や映画化されてきたというのになぜ。
もう少し違う感じで思ってたからってのもあるのかなぁ・・・
きっと映像化して見たら感想も違ってたのかもしれないと思いました。

お次は『リアルワールド』。
何気に初☆桐野さん作品です。
あらすじ・・
お友達からトシと呼ばれる 山中十四子は一見普通の高校生。
仲良し4人組のクールだけど頭がきれるテラウチ、一風変わった感じのユウザン、誰からも好かれるかわいい女の子のキラリンたちと高校生活を送っている。

ある夏休みの日、トシは隣の家でガラスが割れる音を聞いた。
強盗か?!と様子をうかがうもその後何も起こる雰囲気もなく、誰かが逃げて行く様子もない。
夏季講習の時間があるので自転車で駅に向かうトシ。
道中、隣の家の息子、ミミズ(トシが勝手につけたあだな)に出くわす。
普段挨拶すらしないミミズからのあいさつ。
トシは思い切ってミミズの家で何か起こったか聞いてみる。
何もないと答えるミミズ。

塾で自分の携帯がないことに気づくトシ。
出かけに使ったので恐らく自転車のかごに落としてしまったのかと思うトシ。
夏季講習も終わり、駅まで戻ると駐輪したはずの自転車がなくなっている。

騒がしい隣の家。
なんと隣の家のおばさんが殺害されていた。
容疑者は朝あいさつをしてきた隣の息子、ミミズ。
そしてそのミミズがトシの自転車と携帯を盗んで逃亡していた。
トシの携帯を盗んでことによって仲良し4人組みがミミズに巻き込まれていくのだが・・・

感想。。
今時の高校生と私とではかなりの年齢差があるし、身近に高校生がいないから何とも言えないけど、この4人組みはメディアを通して創造する女子高生像って感じがしないでもない。俗に言う今時の子で、展開していく行動は私なら、そして多分私の同年代の人たちなら取らないだろうな・・・って感じの行動だなって思いました。

初めて読んだ桐野さん作品ですが、桐野さんって人物描写が上手なんだなって思いました。
4人組みは常に「自分が思っている人から見た自分」と「実際人からみたその子」のギャップに悩み続けている節がある。まぁ高校生と言えば多感だし、何かと人の目が気になる年頃ではあるので、そういうことに悩むんだろうなと納得。
しかしこの辺を納得させる描写を女子高生ではない桐野さんがやってのけるって言うのはすごいな~って思いました。

そして現実でもそうだけど、「みんなは真の私を知らないだろうけど・・・」って思うのは大間違いで、本当に懇意にしているお友達って自分が思っている以上に自分のことを理解してるんだと痛感。
意外と自分の気づいていない自分の部分を見ていたりもしてくれるんですよね、お友達って。
しかしそのことに気づくにはちょっと年若すぎる彼女たちはそのことにも悩んでたりする。

あとこの作品を読んで一番思ったのは女の人ってしょうむないところで嫉妬心や競争心を出しちゃうもんだなって。これは自分もこれから気をつけようと思った点でした。
あまり後味のいい終わり方ではないけれど、さら~~~っと読んじゃった1冊です。
また別の桐野さん作品も読んでみたいなぁ・・・

そしてお次は『LAST』。
これまた初の石田さん作品。日本にいた頃はTVのバラエティなんかでお顔を拝見したことはあったんだけど。。。

この本は・・・

・LAST RIDE
・LAST JOB
・LAST CALL
・LAST HOME
・LAST DRAW
・LAST SHOOT
・LAST BATTLE

の7つのショート・ストーリーで構成されています。
それぞれ結構重~~~い感じのお話でした。

「LAST RIDE」のあらすじは製本会社経営の福本修二はマーケットニーズが減少し、経済も低迷していることもあって家業がうまくいかず、借金で首が回らない。町金でも借金をしていて、厳しい取り立てにあっている。
しかしその取り立てがピタリとやんで不思議に思っていると、ローンズ・ナイトーという会社から使いの者がやってくる。
このローンズ・ナイトーは不良債権を買い取り、返済させるあくどいローン会社。
使いの者に連れられ、ローンズ・ナイトーに行った修二は莫大な借金返済のために、自分が死んで生命保険で返済するか、妻と娘を売って返済するかの二者択一をせまられる。決断に許される時間は24時間。
まだ義務教育を受ける娘と息子がいる修二は家族を連れて逃げることもままならず・・・・

今でこそ町金に対する法律が出来て表面上はここまでのことは起こらないようになったけど、ひと昔前にはあり得る話じゃないのかなと思うとぞ~~~~っとした。
お話自体は修二が最終的にどう決断するのかには至らない状況で終わり、若干希望が持てなくもない終わり方でややほ~~~~っ!
実際にもそうだけど、警察ってば事件が起こってから(じゃ~遅い!)しか動いてはくれないんだよね・・・

「LAST JOB」のあらすじは、バブル時に買った夢のマイホーム(マンション)。バブル崩壊とともに銀行で借りていたローンの返済額がアップ。しかし夫は大幅な減給。まだ小さい子供がいる真弓は子供を保育所に預け、ディスカウント・ショップでパートをするも、娘の保育料を支払うと手元に残るパート代は微々たるもの。
毎月夫と自分の収入よりもあきらかに上回る支出額。
自然とカード・ローンに手を出していく真弓。

そんなある日携帯に出会い系サイトのメールが入る。一旦無視したものの、お金に困り果てている真弓は1つのポストに返信をしてみる。すると相手からも返信がある。待ち合わせ場所と時間を決めて会うことになった。
待ち合わせ場所に行ってみると来ていたのは車いすを乗った青年だった。
青年とラブホテルでひと時を過ごすと、手元には保育料を差し引いた1か月分の自分のパート代と同額が。そこから・・・

これまたお金の話。
本当にバブル前にマンションやら家を購入した人は大変だったって言う話を聞く。
これまたあり得そうな話っぽいし、主婦売春ってこういう風に始まるのかなと思ったりもした。
う~~ん、私は子供の頃から親に「あぶく銭は身に付かぬ」って言われ続けてるから、安易にではないんだろうし、他に道がないのかもしれないけど、こういうお金の稼ぎ方ってないなぁ・・・

「LAST CALL」のあらすじ。
お気楽独身生活&営業マン生活をしている和之は帰社時間稼ぎのためにテレクラ(って今もあるの?)に立ち寄る。
入るなり鳴った電話に出てみるとメグミという女の子からの電話だった。
きっとサクラだろうと話を聞くも、テレクラで知り合った男たちとの遍歴を語るメグミの話に次第に引き込まれていく和之。
するとメグミがテレビカメラ付きのセッションで話そうと提案。
サクラだと確信するも軽い気持ちで応じた和之。
しかしそこでメグミはテレクラで知り合った数々の男たちの中でメグミに粗悪な扱いをした男3人を殺害したことを告白し・・・・

これはテレクラってもんがあった(ある?!)って知ってるけど、自分とはかなり遠い存在の話だからあんまりピン!とこないお話だった。ここまでの最悪な終わり方はないにしろ、軽い気持ちでテレクラやらをしていると火傷しますよ~ってことなのかしら?!と思ったり。

「LAST HOME」のあらすじ。
とがった性格の聡は仕事を転々としている。
交通整理のガードマンの仕事もそんなとがった性格が災いして手放すことに。
すぐに次が見つかると思っていた仕事もバブル崩壊、そして聡の年齢のこともありままならぬ状況。
滞納した家賃を支払うあてもなく、仕方なくホームレス生活が始まり・・・

ホームレスってこうやって始まるのかなって思った。
そして意外と住めば都じゃないけど、居心地がよくなって元の世界には戻れなくなるって感じかなぁ。
他とは違った意味でのヘビーさが残ったお話でした。

「LAST DRAW」のあらすじ。
借金まみれの出村は借金返済のために町金の坂井から「出し子」の仕事を紹介される。
出し子とは本人になりすまして銀行口座から違法に預金を引き出す係のこと。
断るにも断れない状況。
仕方なく中国人窃盗団の出し子となった出村。
リスクがあるものの、順調に、そして着実に借金の額は減っていき、現状に慣れ始めた出村。
そんなある日、最後の出し子としての仕事。
金額が多額なため、報酬も大きく、これで借金は全額返済できる。
しかし多額で条件があまりよくないためにリスクは高い。
そんな中、通訳の中国人からリスクは仕事の後にもあると聞かされ・・・

今じゃ~ありえん話だと思う。
長らく銀行窓口でお金をおろしてないから知らないけど、今って多額な引き出しって厳しいんじゃなかったでしたっけ??
キャッシュカードも引き出し限度額があるし。
でも今はスキミングって言う別の脅威はあるけど・・・
唯一そこまでドロドロ~~~っとしたお話じゃなかった気がしないでもないけど・・・

「LAST SHOOT」のあらすじ。
フリーのカメラマン岸本は、敏腕心臓外科医の奈良原とヴェトナムへ。
奈良原は幼児性愛者だった。
幼児買春が厳しい日本ではおとなしくしているものの、定期的にヴェトナムにやってきては幼児買春をしている。
日本にいる間の慰めのために、今回の買春を撮影してくれるように岸本を雇ったのだった。
ほとほと嫌気と吐き気に見舞われながらも最終日の撮影に入ったのだが・・・

これ、あとがきに実際に幼児買春って言うものがあり・・・ってのが書かれてて、ぞ~~~~~っとした。
変態の大人に歪められた子供の行く末ってどうなるんだろうと思った。
う~~ん、感想書くのも嫌なお話だった。

「LAST BATTLE」のあらすじ。
多額の借金を抱える都築は借金返済のために家族と離れて二宝興業が経営する町金の看板もち、そして組事務所の掃除や見張りとしてこき使われている。
そんなある日、もめている同系列の組のアロー企画と決着をつけるために双方から1人ずつ人を出し、ロシアンルーレットでかたをつけることとなる。
もちろん組員から選出するようなことはしない2つの組。
お互い、お互いの町金会社の宣伝の看板持ちをしている都築と中藤がロシアンルーレットをすることになったのだが・・・

ありそうな話かなと思った。
でもこれが一番終わり方は穏やかかなと思ったり。

それにしても借金、町金取り立て系のお話がずら~~~~~!!
それだけバブル崩壊後、取り立ての法律が確立されるまでの間に色んなことが起こったんだろうなと思う。
何だか色々と考えさせられる本でした。

コメント

読んでいただいてるんですね☆
お伝えしたように、私も譲っていただいた本だったのですが
ちょっと自分の好みには合わず
ごめんよ、本たち~(涙)と思いながらも
ずっと部屋の片隅で眠っておりました。
本も喜んでいることと思います♪
ただ、どうも後味のよい作品たちではなかったようですね・・m(_ _)m


いつも思うのですが、Giannaさんは『あらすじ』の説明がお上手ですね!
ほどほどな長さでストーリーの説明をするって、結構難しいと思うんです。
やはり、本を沢山読んでらっしゃるからなのかなあ。
いつも参考になります☆

ありがとうございます☆

なんか読みだすととまんないし、いつも自分が読んでる作家さんじゃないから新鮮でついつい暇があると読んじゃってます(笑)。本当にありがとうございました♡

好みに合わずってことは中には読まれなかった本もあったんですか?!もしやっぱり・・・って思うものがあればご返却しますのでご遠慮なくおっしゃってくださいね。

何となくめについたタイトルから手に取ってみたんですけど、2冊ともちょっと夜寝る前に読むにはドッヨ~~~ンな感じでした(苦笑)。でも昨晩読みえたのはほんわかって感じでしたよ。ちなみに『駆けこみ交番』でした。

私、あらすじ上手ですか?!
どうもいつもダラダラと文章書いちゃうクセがあってまとめるのが一番苦手だったりするんです(汗)。あらすじもきっとさわりの部分をだだ~~~っと長く書きすぎちゃってしりきれとんばに終わってるパターンが多いかも(苦笑)。
ちょっとまとめ力をつけないとって思ってはいるんですけど。。。
以前にもお話したかもですけど、小学生の頃から読書感想文もやったら長くって、よく先生に叱られました。大半は「短い!」って怒られてるのに、私だけいつも「長い!」でした(爆)。いやはや・・・

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