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日本滞在中+2013年1月に読んだ本

2013年02月06日
長らく書いておりませんでした&まだインフルの後遺症(?)で微熱が出たり下がったりを一日で繰り返すために相方から外出禁止令がでてることもあり久々に書きます。

しかし今年のインフルって驚異的なの?!
それともやっぱインフル薬をもらえなかったから?!
それともそれともヨーロッパのインフルは日本人の私には未知なるものだったのか(←これは違うよな、きっと。。。)?!
もういい加減にしてくれ~~~~って感じです(涙)。。。

さてさて日本滞在中&先月1月に読んだ本はこちら↓
蒲生邸事件 (文春文庫) 告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)

氷姫 エリカ&パトリック事件簿 (エリカ&パトリック事件簿) (集英社文庫) 流転の海 (新潮文庫)

Novecento. Un monologo

あらすじや感想は続きに・・・
ご興味のある方のみどうぞ。
まずは『蒲生邸事件』。
宮部さんの本はこれが2冊目。
実はこちらの方を先にGETしてたんですが、途中で実家に置き去りにしていたために読み終えたのは2冊目となりました。
感想の前にまずはあらすじ。

主人公の孝史は東京の大学の受験に失敗し、予備校の受験のために平河町一番ホテルに再びチェックインする。
そのホテルで何とも奇妙な宿泊客の男をフロントで見かける。

孝史たちが宿泊していたホテルは旧蒲生邸だと言うことをエレベーター横の写真で知る。
その横にはその邸宅の主人であり、元軍人であった蒲生憲之の肖像画が飾ってあった。

1つ目の予備校の試験がうまくいった孝史は、たまには町で映画でも見ることに。
その映画館でまたフロントで見かけた奇妙な男に出くわす。
その男は負のオーラいや、闇のオーラ満載と言った感じだった。
2つ目の予備校の試験の前夜、孝史たちが宿泊していたホテルで火災が発生する。
どうにも逃げ切れないと死を覚悟した孝史の前に例の奇妙な男が現れる。
そして、孝史は火災が発生しているホテルの外へではなく、昭和11年2月26日の蒲生邸とへその男に連れて行かれることとなる。
奇妙な男はタイム・トラベラーであった。
タイム・トリップした先で孝史は・・・

これはこの長編作品の超~~~~~さわりのあらすじです。
ここからお話が展開していくのですが、あらすじはあえてここだけで(笑)。

感想はと言うと主人公の孝史が作品の中でも嘆いていることですが、本当に昭和史については何も知らんなぁ。。と言うこと。
小中高生の時、歴史の成績は悪い方ではなかったけど(特に日本史)、やっぱ昭和史って何を知ってるのかなぁと改めて考えると何も知らない気がしなくもない。
江戸時代ぐらいまではかなりやった記憶があるけれど、近代史に近づくにつれ記憶があやふや。

このお話に出てくる蒲生一族についてはフィクションとあとがきにあった。
一瞬そんな人がおったかな・・・と不安になるぐらいに近代史が怪しい私(汗)。
一度おりを見て近代史もおさらいしようと思った1冊となりました(笑)。
今のところ宮部さん作品で一番好きなんはやっぱ『火車』かなぁ・・・


お次は『告白』。
初、湊かなえさん作品だったりします(笑)。
まずはあらすじ。
S中学校1年B組の担任であり、理科の教師である森口はホームルームで自身の辞職の発表とともにある告白をする。
森口はシングルマザーで幼い愛美ちゃんという子供がいた。しかし愛美ちゃんは森口が働く中学校のプールで水死体として発見された。犯人は森口の生徒。
それをつきとめた森口は最後のホームルームでそのことを生徒たちに告げる・・・

と言うところから物語が始まります。
この本は各章が森口先生であったり、犯人の生徒であったりと一人一人の語りとなって構成されています。その構成は面白いなと思ったのと、以前から気になっていた湊さんの作品ってことで手に取りました。
とても薄い本なのに読み終えるのにちょっと時間がかかりました(苦笑)。
ちょっと苦手な分類の分調かな~っと言うのが理由。
松たか子さん主演で映画化されたみたいだけど、映画版はすらっと観れるのかしら?!?!どなたか映画観られました?!
最後の後味もわたし的にはあまりよくなかったし、これで当分湊さん作品はパスかな・・・って思ったり(すみません、ファンの方たち!)。
まぁそれほど湊さんが人間のエゴについての描写がうまかったのかしら。。。


お次は『氷姫』。
初スウェーデン人作家さんの本です。
そう言えばLugano友の誰かが(忘れた~~~)「スウェーデン作家の本は面白いよ!」って言ってたなぁ。。
でもこの本はいつ買ったのか???で、家にあった未読本の山に埋もれてたものです。
あらすじはスウェーデンの静かな田舎町、フィエルバッカにある海辺の家で美しい女の人が死体で発見される。
発見したのはこの町で漁師をしていたエイラートという老人。
この美しい死体をきっかけにこの静かな田舎町で過去に起こった失踪事件、この後に発見される町で後ろ指を指されていた男の死体が発見されたりしていく・・・
ってのがおおまかなあらすじです。
ちなみにこの本には副題があり、それは『エリカ&パトリック事件簿』。
そうある通り、主人公はエリカという伝記作家であり、美しい死体、アレクサンドラ(アレクス)の幼馴染。そして副題のもう一人であるパトリックは刑事であり、エリカの幼馴染。
知らなかったのですが、スウェーデンってミステリーがとってもポピュラーなんですね。
そういうこともあり(?)、最後まで犯人がわかりませんでした(笑)。
ず~~~っと「この人が犯人だ!」って思ってた人は犯人じゃなかったです。
そういう意味では楽しかったのですが、作者の作風なのか、それとも訳者の作風なのかは???(言語がスウェーデン語だからお手上げ)ですが、ちょっと文章は苦手かなって部分が何か所かありました。なので最初の方で読むのを断念しようかと思ったりもしました(苦笑)。どうやらこの『エリカ&パトリック事件簿』はシリーズ化されてるようなので、次回はちょっと英語版(があれば)にでもチャレンジしてみてこの作家さんの書き方が苦手だったのか、訳者さんの訳し方が苦手だったのか見てみようかと思っています。

この作品、メインはあらすじに書いた通り死体に絡むミステリー小説なのですが、定年退職した後の夫婦の在り方、女性が抱える問題、田舎での暮らし方なども織り込まれていて興味深かったです。この本を読むまでスウェーデンって先進的で女性が住みやすい、社会参加しやすいって思ってたけど、あながちそうでもないのかなって思ったりしました。どの国も大都市、田舎町と抱える問題はあまり変わらんって感じ。改めてスウェーデンについてあんまり知識がない自分にもがっかり。スウェーデンについて知識がないという意味では登場人物の名前は一部を除いてほぼ全てスウェーデン人の名前。これが男なんか女なんかも???やし、覚えずらい(苦笑)!何度[主な登場人物]にお世話になったことか(笑)。。。
コスモポリタンな国スイス。スウェーデン人のお友達ができればいいな~♪


お次は『流転の海』。
宮本輝さんは好きな作家さんでこれが何冊目なんだろう・・・
覚えてないぐらい読んでます(笑)。
まずはあらすじ。
敗戦直後の大阪の町で戦争前にひと財産作った松坂商会社長の松坂熊吾は再生を図る。
そんな折、四人目の妻である房江との間に子供を授かる。
結婚6年目にして熊吾にとっては初めての子供。
子は伸仁と名付けられた。せっかくできた子供はとても体が弱い。
そんな折、後2年踏ん張ればまた大阪の地で松坂商会が大きく成長できるかと思った矢先に伸仁が大病を患い、妻の房江も病に伏す。
熊吾は会社を大きくすることよりも家族と、特に自分の子である伸仁を何とか成人させようと故郷の高知の田舎へひきあげることを選択する。

と、なんかあらすじだけ書くとちょっとそっけない気がするのですが、宮本輝さんのライフワークと言われるこの本。
実は私が読んだこれは6部作以上になるだろうと思われる流転の海シリーズの第一弾で、伸仁(どうも彼が主人公?!)はまだ生まれてから2年までしかたっていない。
なのでこの1部に関してはどっちかって言うと熊吾が主人公か?!と思われる。

多分今は6部まで文庫本が出ている様子。
なんで残りも買っておかなかったんだろうと大後悔(涙)。
と言うよりもこの本自体もいつ買ったのかちょっと覚えがない・・・
一応Kindle版が出てるみたいだからKindle版を買おうかな・・・と思案中。。。
どんどんとひきこまれて早く続きが読みたいと思った作品でした。
2部以降が楽しみ!


最後は『Novecento』。
2013年のNYR(こちら)で宣言した通り、今月にまず1冊読みました、イタリア語の本。
宣言してから間もなかったので、今回は家にあった一番薄い本(60ページほど)です(苦笑)。
まずはあらすじ。
たくさんの移民のせた豪華客船ヴァージニアン号はアメリカへ向かうために大西洋を往復している。
そんなヴァージニアン号がNYに到着したある日、客が全員降りた後にダニー・ブードマンが一等船室に段ボール箱に入れられた赤ん坊を見つける。移民が航海中に産み落とした子供なのだろうか。
ダニー・ブードマンはその子をDanny Boodmann Thanks Danny Lemon Novecentoと名付ける。
発見したダニー・ブードマンの名前+赤ん坊が入れられていた箱に印刷されていたThanks Danny Lemon+Novecento。
Novecentoはイタリア語で900または1900年代を意味します。
恐らくアメリカへの移民がさかんだった1900年代からきてるのかなと思いますが。。。
その子をとりあげらえることを恐れ、NYに到着後も役所へは届けなかった。
Novecentoと呼ばれたその子はそれから船の上でピアニストとしての生活が始まる。

途中Jazzの産みの親と呼ばれる男とのピアノ対決があったり(もちろんNovecentoの勝ち)と、映画にもなったようですが本当に映画になりそうな、それもアメリカ映画って感じのストーリーでした。
Bariccoはこれが2冊目なんですけど、1冊目(Seta)の方がよかったかなぁ。。。
まぁ軽~~~く時間つぶしに読むにはいいかもって感じでしょうか。

さてさて2月も頑張ってイタリア語の本を読まないと・・・・
| コメント(2)
コメント
BRICCOOOOOO
ははは、私もBRICCOの本、短くて読みやすいから好き(それだけかい!)
これ、映画見た?見たらまた気分盛り上がるかも~!
(海の上のピアニスト・・・って知ってたよね?)
私もずーーーーいぶんイタリア語の本からは遠ざかってるなぁ。
そうそう!
Briccoの本って読みやすいよね(笑)。
ストーリーの長さも適当って言うか。

うん、これって海の上のピアニストって知ってたよ~。
読んでるうちに「そうか?!」って思った。
って言っても映画はまだ観たことがないんやけど、話がそれっぽいって言うか。。。で、チェックしたらそうやった。
映画観た?!
映画、前から観たいなとは思ってるんやけど、はからずしも先に原作を読んじゃったよ(笑)。

くみこはんは別にもうイタリア語の本読まんでもイタリア語めっさげきるからええやん!!私は暇つぶし半分、イタリア語の勉強半分って感じかなぁ。。。
やっぱまだまだわからん単語がいっぱいあるから読むんもた~いへん!

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